初代天皇の神武天皇が皇居を造られた事から、「日本のはじまりの地」と日本書紀にも記される奈良の橿原神宮。縁結びにご利益があり、現在でも皇族の参拝がある格式の高い神社として知られています。
奈良では春日大社と並ぶ初詣参拝人気スポットでもある橿原神宮の由来やご利益、主な例祭や行事、見どころ、アクセス方法、参拝時におすすめのホテル・旅館を紹介します。
橿原神宮の由来・ご利益
橿原神宮は、奈良県橿原市に鎮座する神社です。初代天皇である神武天皇とその皇后である媛蹈韛五十鈴媛命(ひめたたらいすずひめのみこと)を祀ります。
全国に約3,000社ある神武天皇を祀る神社の総本宮として、多くの参拝客が訪れる橿原神宮の由来は、古事記や日本書紀などの文献に記されています。それによると、神武天皇は、日向から橿原の地に東遷し、初代天皇として即位したとされています。そのため、橿原神宮は、日本建国の地として、古くから信仰されてきました。
神武天皇は、東遷の際に、さまざまな困難を乗り越えて、日本を建国した偉大な人物です。そのため、橿原神宮を参拝することで、開運招福や厄除け、長寿などのご利益があるとされています。
- 開運招福:神武天皇の御神体である「天叢雲剣(あまのむらくものつるぎ)」を拝むことで、運気が上昇し、願いが叶うとされています。
- 厄除け:神武天皇の御神体である「八咫鏡(やたのかがみ)」を拝むことで、災厄から身を守れるとされています。
- 長寿:神武天皇が127歳まで長寿したことから、長寿のご利益があるとされています。
橿原神宮のスピリチュアル属性・相性
「水」属性
橿原神宮の主な例祭や行事、みどころ等
- 1月 新春初神楽祈祷, 書きぞめ大会
- 2月 紀元祭
- 4月 御鎮座記念祭(翁舞奉納), 神武天皇祭, 春の出会い 神武さん
- 6月 夏越大祓
- 7月 夏越神楽祈祷
- 10月 秋季大祭
- 11月 新嘗祭, 大絵馬奉納奉告清祓
- 12月 歳末大祓
約53万㎡の広大な境内をもつ橿原神宮は、建国の聖地、信仰の杜として多くの方が参拝に訪れています。普段から地元の方などが参拝されていますが、特に2月11日の「建国記念の日」と新年(初詣)には日本各地から多くの方が参拝に訪れます。
荘厳で美しい社殿、郷土の木であるカシ類を主とした豊かな杜、参拝者人々を見守る神秘的な畝傍山、橿原神宮の境内の中で最も古い場所とされる深田池、国歌・君が代の歌詞に出てくる「さざれ石」、一般的な絵馬の1600倍近くもあるという巨大な絵馬に、名物の「金鵄みくじ」「鮎みくじ」など、見どころは色々あります。
また、橿原神宮創建以前からこの地にお祀りされていたという長山稲荷神社は、橿原神宮境内で一番のパワースポット。お社に行くまでいくつもの朱色の鳥居が連なっており、京都にある伏見稲荷を連想させます。
橿原神宮へのアクセス
近鉄奈良駅からは、大和西大寺駅を経由して橿原神宮前駅まで近鉄線で約50分。 京都駅からは近鉄線特急列車で約1時間です。 大阪の天王寺からは近鉄南大阪線・大阪阿部野橋駅から橿原神宮前駅まで約140分です。
▼地図&ルート
◎公式サイト
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