「フジロックフェスティバル」「サマーソニック」「ロック・イン・ジャパン・フェスティバル」「ライジング・サン・ロック・フェスティバル」、これらは数ある日本の音楽フェス・野外フェスの中でも群を抜いて規模が大きく世界的にも有名なフェスで、日本4大野外フェスと称されています。
この記事では、日本4大野外フェスのいずれかに行ってみたいと思っている人、初めて行こうと思って計画している方に向けて、それぞれの傾向と対策についてガイドします。
フジロックフェスティバルの傾向と対策【初心者のための楽しみ方ガイド】
特徴
- 例年新潟県の苗場スキー場で開催
- 自然と音楽の共生がテーマ
- 環境保全に力を入れている
- 世界一クリーンなフェス
- 会場が広くステージが点在
- 会場内の移動が大変
- 山なので天候が変わりやすい
- 雨天対策は必須(但し会場内で傘禁止)
- 日中は日焼け対策マスト
- 夜は寒さ対策マスト
◎おすすめのフェスグッズ・フェス備品はこちらの記事を参照
チケット購入方法
- 1日券、2日券、3日通し券がある
- 先行販売は例年3月頃から始まる
- 売り切れ必至、なるべく早く手に入れよう
- オフィシャルショップ岩盤での購入がおすすめ
- イープラス、チケットぴあ、ローソンチケットなどのコンビニ・プレイガイドでも購入可能
- リストバンドは必ず事前に郵送手配
- 当日だとリストバンド交換の行列に並ぶはめになる
宿の手配
- チケットをゲットできたら宿(ホテル)を手配しよう
- いや、宿(ホテル)を先に確保したほうが良い
- フジロックフェスはその時期になると宿がとれないことで有名
- 会場近くの良い宿はチケット発売と同時に予約が入り即満室になる
- 日程が決まる前に日程を予想して宿(ホテル)確保が望ましい
- 楽天トラベル等旅行サイト経由で予約すれば直前までキャンセル無料での予約も可能
※非常識な予約 -キャンセルの繰り返しは迷惑だしアカウント停止になるので要注意 - 但し、フジロック開催日の前後は宿泊料金が上がる宿も少なくないのでご留意を!
◎フジロックおすすめ宿はこちらの記事を参照
- 会場内テント泊(有料・事前手配)という手段も有り
- 但し場所取りは早いもの勝ち
- 会場内でテントや備品のレンタルは無し
- ご覧の通り(↓)密は避けられない
会場への行き方
- 直近の会場〜アクセスMAPはこちらの記事を参照
バスツアーの場合
- 例年、新宿、横浜、仙台、名古屋、大阪、他からバスツアー有り
- 会場入り口で下車できる
- 初心者はバスツアーがおすすめだが混むし時間に縛られる
電車・新幹線の場合
- JR越後湯沢駅にて下車
- 会場までのシャトルバス(有料)有り
- 最終電車の時間により最後まで観られない
- 混むし時間に縛られる
車の場合
- 駐車場(有料・事前手配)の確保を忘れずに
- 早めに手配しないと会場から離れた駐車場になる※シャトルバス(有料)有り
- 帰りは渋滞必至
サマーソニックの傾向と対策【初心者のための楽しみ方ガイド】
特徴
- 東京・大阪で開催される都市型フェス
- 日帰りでも気軽に行ける!がコンセプト
- ロックに限らずJ-POPやアイドル、国内外の大物アーティストが出演
- 中高生〜中高年まで幅広い年代が楽しめるフェス
- 会場へのアクセスが楽
- 服装(ファッション)も多彩
- 熱中症対策、雨天対策は万全に!
◎おすすめのフェスグッズ・フェス備品はこちらの記事を参照
チケット購入方法
- 1日券、2日券、3日通し券がある
- 先行予約や一般発売は例年ライブ3か月前から始まる
- 売り切れ必至、なるべく早く手に入れよう
- 公式サイトから購入可能
- イープラス、チケットぴあ、ローソンチケットなどのコンビニ・プレイガイドでも購入可能
宿の手配
- チケットをゲットできたら宿(ホテル)を手配しよう
- いや、宿(ホテル)を先に確保したほうが良い
- 会場近くの良い宿はチケット発売と同時に予約が入り満室になる
- 日程が決まる前に日程を予想して宿(ホテル)確保しておきたい
- 楽天トラベル等旅行サイト経由で予約すれば直前までキャンセル無料での予約も可能
※非常識な予約 -キャンセルの繰り返しは迷惑だしアカウント停止になるので要注意
◎サマソニおすすめ宿はこちら(東京会場・大阪会場)の記事を参照
会場への行き方
電車の場合
- 都市型フェスなので電車が便利
- 最寄り駅から徒歩圏内
- 但し終演後の電車はかなり混むので覚悟が必要
車の場合
- 会場周辺に駐車場多数
- 駐車場予約アプリakippaで予約しておくのが賢明
- 車での来場者も多いので渋滞避けられない
バスツアーの場合
- 例年各都市から会場まで直行できるオフィシャルのバスツアー有り
- 日帰り往復、終演後発片道、早朝発片道バス、1泊2日ホテル+往復バスプラン、現地集合1泊2日ホテルプラン、等
- 例年JTBからいろんなバリエーションツアーが販売される
ロック・イン・ジャパン・フェスティバルの傾向と対策【初心者のための楽しみ方ガイド】
特徴
- 日本を代表するアーティストが集うロックフェス
- 幅広いジャンルの邦楽アーティスト中心のラインナップ
- 参加者が主役のロックフェスがコンセプト
- 公園、遊園地、トイレ、休憩スペースなど、ホスピタリティ充実
- 子供連れでも楽しめる
- 熱中症対策、雨天対策は万全に!
◎音楽フェスの服装と持ち物リストはコチラの記事を参考にしてください。
チケット購入方法
- 例年一般発売まで5回〜7回先行販売される
- 先行販売分は公式アプリで抽選に応募するしかない
- 抽選なのでお目当てのアーティストが発表されたら即応募
- 出演者に関係なく行ける日が決まっている場合や全日程参加したい人は様子見しないで早めに応募
- 早いほうが当選確率が高い
- 1回の先行につき1人1回のみ 合計2枚まで可能
- 一般販売はイープラス、チケットぴあ、ローソンチケットなどのコンビニ・プレイガイドで購入可能
宿の手配
- チケットをゲットできたら宿(ホテル)を手配しよう
- いや、宿(ホテル)を先に確保したほうが良い
- 会場近くの良い宿はチケット発売と同時に予約が入り満室になる
- 日程が決まる前に日程を予想して宿(ホテル)確保しておきたい
- 楽天トラベル等旅行サイト経由で予約すれば直前までキャンセル無料での予約も可能
※非常識な予約 -キャンセルの繰り返しは迷惑だしアカウント停止になるので要注意
◎ロッキンおすすめ宿はこちらの記事を参照
会場への行き方
- 直近の会場(千葉市蘇我スポーツ公園)のアクセスMAPはこちらの記事で確認
電車の場合
- 2022から会場が千葉市蘇我スポーツ公園に変更
- 電車が便利 JR蘇我駅下車 徒歩10分程度
- 但し終演後の電車はかなり混むので覚悟が必要
車の場合
- 東関東自動車道館山線・京葉道路 蘇我IC 出口
- 会場に駐車場有り※争奪戦必至
- 会場周辺には駐車場少なめ
- 駐車場予約アプリakippaで予約しておくのが賢明
- 車での来場者も多いので渋滞避けられない
バスツアーの場合
- 例年各都市から会場まで直行できるオフィシャルのバスツアー有り
- 日帰り往復、終演後発片道、早朝発片道バス、1泊2日ホテル+往復バスプラン、現地集合1泊2日ホテルプランなど
- 例年JTBからいろんなバリエーションツアーが販売される
ライジング・サン・ロック・フェスティバルの傾向と対策【初心者のための楽しみ方ガイド】
特徴
- 会場は北海道
- 石狩湾新港樽川埠頭横の広大な土地を草刈りして特設する
- オールナイトの野外フェス
- その名の通りライジングサン(日の出)迎える
- 朝晩の冷え込み対策が必須
- 熱中症対策、雨天対策も万全に!
◎おすすめのフェスグッズ・フェス備品はこちらの記事を参照
- 音楽だけじゃない
- パフォーマンライブや地元北海道のグルメ屋台も人気
- 夏祭り気分満載
- リピーター多し
チケット購入方法
売り切れ必至、なるべく早くで手に入れよう
イープラス、チケットぴあ、ローソンチケットなどのコンビニ・プレイガイドで購入可能
宿の手配
- チケットをゲットできたら宿(ホテル)を手配しよう
- いや、宿(ホテル)を先に確保したほうが良い
- 会場近くの良い宿はチケット発売と同時に予約が入り満室になる
- 日程が決まる前に日程を予想して宿(ホテル)確保しておきたい
- 楽天トラベル等旅行サイト経由で予約すれば直前までキャンセル無料での予約も可能
※非常識な予約 -キャンセルの繰り返しは迷惑だしアカウント停止になるので要注意
◎ライジングサンおすすめ宿はこちらの記事を参照
会場への行き方
- 直近の会場(石狩湾新港樽川ふ頭横野外特設ステージ)のアクセスMAPはこちらの記事で確認
車の場合
- 車がおすすめ
- 道外からは空港またはフェリー港からのレンタカー
- 新千歳空港からだと車で約1時間40分
- 苫小牧港からだと約1時間30分
- 小樽港からだと約30分
- 但し行きも帰りも会場付近は大渋滞覚悟
- 場内・場外駐車場有り(有料・事前手配)
- オートキャンプエリア有り(有料・事前手配)
- いづれも抽選なのでチケット手配と同時に手配しよう
- 抽選に外れたら周辺の駐車場を探すかホテル泊で徒歩または電車移動がおすすめ
- 周辺駐車場は予約アプリakippaで予約しておくのが賢明
電車の場合
- 地下鉄南北線麻生駅から会場までのシャトルバスがおすすめ
- バス券は事前に購入する必要がある
- イープラス、チケットぴあ、ローソンチケットなどのコンビニ・プレイガイドで購入可能
オフィシャルツアーの場合
- 例年東京・大阪・神戸・名古屋・仙台発着のオフィシャルツアー有り
- 例年キャンププランとホテルプランの2種 JTBにて販売される
【まとめ】初めての音楽フェス、初心者におすすめはどれ?
初めての音楽フェス・野外フェスでおすすめなのは、行きやすく(交通アクセスが良く)で宿の不安も少ない「サマーソニック」です。
逆に、交通アクセスが悪く、宿確保の難易度も高いので初心者にとって不安要素が多いのは「フジロック・フェスティバル」です。
もちろん音楽フェスですので、出演アーティストと日程が最優先かもしれませんが、これら4つの大規模フェスであれば音楽的クオリティは間違いなく高いし、フェス(お祭り的)要素も盛りだくさんなのでどのフェスも参加するだけで絶対楽しめます。
問題は移動と宿泊、そして天候です。それらをより快適にするのがフェスと楽しむ最大のポイントです。
どのフェスにせよ、経験を重ねることで人それぞれに工夫を凝らしどんどん快適なフェスの楽しみ方を見出していくことになるのですが、最初に何かトラブって嫌な思いをするとフェスそのものが嫌いになる(トラウマになる)ので気をつけましょう。
音楽フェスを楽しむポイント
- 自分にとって最も都合の良いフェスを調べる
- 自分が最も行きやすいアクセス方法を調べる
- 最も自分が快適だと思う宿を確保する
- とにかく絶対チケットをゲットする
- とにかく早くに手配する
この記事で紹介した4大音楽フェスそれぞれ直近の開催概要と会場アクセス、そして近くのおすすめ宿については、以下のページにありますので参考にしてください。
👉フジロックフェスティバル
👉サマーソニック(東京)
👉サマーソニック(大阪)
👉ロック・イン・ジャパン・フェスティバル
👉ライジング・サン・ロック・フェスティバル
◎参考記事