福岡県宗像市にある「宗像大社（むなかたたいしゃ）」は、日本各地にある約6200社ある宗像神社、厳島神社、宗像三女神を祀る神社の総本宮。日本神話にも登場する日本最古の神社のひとつで、世界遺産に登録されています。ここは霊的（スピリチュアル）パワーが強いことでも知られる人気のパワースポットでもあります。
この記事では「宗像大社」の由来やご利益、主な例祭や行事、見どころ、アクセス方法、そして参拝時におすすめのホテル・旅館を紹介します。
宗像大社の由来・ご利益
宗像大社は、沖ノ島にある「沖津宮（おきつみや）」、大島にある「中津宮（なかつみや）」、宗像市田島にある「辺津宮（へつみや）」の３社の総称。それぞれの宮には、宗像三女神がか祀られています。
- 沖津宮・・・長女神／田心姫神（たごりひめのかみ）
- 中津宮・・・次女神／湍津姫神（たぎつひめのかみ）
- 辺津宮・・・末女神／市杵島姫神（いちきしまひめのかみ）
一般的に参拝に訪れるのは「辺津宮です」。「中津宮」のある大島へは神湊港から船で15～25分。なお、沖ノ島への上陸は宗像大社の神職以外は禁じられています。その代わりに、大島に沖ノ島を望む遙拝する為の「沖津宮遙拝所」が置かれています。
宗像大社は、古くから朝鮮半島と大陸の政治、経済、文化の海上路になっており、古くから「海の神様」「海上・交通安全の神」として信仰されており、交通安全や航海安全のご利益があるとされています。「海賊とよばれた男」で知られる出光興産創業者・出光佐三はここを大変信仰したといいます。また、三女神の田心姫命は、縁結びの神様として知られており、縁結びのご利益があるともされています。
宗像大社のスピリチュアル属性・相性
無属性
宗像大社の主な例祭や行事、みどころ等
- 1月「歳旦祭」
新年を祝い皇室の弥栄と国の繁栄、地域と氏子崇敬者の安寧を祈る祭り - 2月「節分祭（豆打式）」
- 4月「春季大祭」
虫干しを兼ねて宗像大社所蔵の神宝や古文書の一般公開したことから始まり、現在では五穀豊穣を祈り、主基地方風俗舞や地元中学生による浦安舞が行われる。 - 10月「みあれ祭（海上神幸）（陸上神幸）」「秋季例大祭」
- 11月「西日本菊花大会」
「辺津宮」には、最大のパワースポットと言われる市杵島姫神（いちきしまひめのかみ）の降臨した場所「高宮祭場」、国の重要文化財に指定されている「本殿」、伊勢神宮から下賜された古い社殿「第二宮・第三宮」、沖ノ島から出土した神具や工具、装飾具など約8万点の国宝が収蔵されている「神宝館」など、見どころが盛りだくさん。
宗像本土から沖合11kmにある大島にある「中津宮」をお参りする場合は、フェリーで行くことが出来ます。※「辺津宮」から車かタクシーならすぐ、バスでも10分ほど。
玄界灘のほぼ真ん中に浮かぶ「沖ノ島」に鎮座する「沖津宮」は、島自体がご神体。女人禁制、一木一草一石たりとも持ち出しは禁止。神職以外の上陸が禁止されていて、上陸時は海中での禊を行う等、厳重に守られている神聖な島です。一般の方は「沖津宮」の「沖津宮遙拝所」から拝むことになります。
宗像大社へのアクセス
「辺津宮」
電車・バス：最寄り駅はＪＲ鹿児島本線『東郷駅』※JR博多駅から快速約30分
東郷駅の北口で下車し神湊波止場行きバス（宗像大社経由）で約12分
※天神から宗像大社までのバスもあります。
『天神・日銀前』から『宗像大社前』まで約62分。
車：九州自動車道 若宮インターから約20分。 古賀インターから約25分。
「中津宮」
JR東郷駅 福間行きバス（神湊経由）で『神湊波止場』まで約20分
神湊波止場から市営渡船「しおかぜ」またはフェリー「おおしま」で大島港へ
しおかぜ約１５分、おおしま約２５分 ※渡船時刻表
大島の大島港から徒歩30分程度。バスも出ています。
▼地図&ルート
◎公式サイト
宗像大社 参拝に便利なおすすめホテル・旅館
最寄り駅までは福岡駅から快速30分なので福岡に泊まる方法もありますが、早朝からお参りが可能で「辺津宮」と「中津宮」双方へのアクセスに便利な「神湊」周辺にある宿の中から、評判の良い５軒を厳選してみました。参考にしてください。
◎もし、どの宿（ホテル）も予約でいっぱいの場合はこちら（↓）を参照ください…
旅先での宿泊こだわり検索リンク集
ホテルや旅館を自分で探したい場合は以下のリンクが近道です。※楽天トラベル内にリンクします。
