神話の時代から続く京都で最も古い神社のひとつであり、境内には国宝の建物が2棟、重要文化財の建物が41棟もあり世界遺産にも登録されている下鴨神社。京都有数のパワースポットとしても知られ、地元の人は勿論、観光客にも人気です。そんな京都・下鴨神社の由来やご利益、主な例祭や行事、見どころ、アクセス方法、参拝時におすすめのホテル・旅館を紹介します。
下鴨神社の由来・ご利益
下鴨神社は、京都府京都市左京区に鎮座する神社です。正式には賀茂御祖神社(かもみおやじんじゃ)と呼ばれ、当地の有力氏族であった賀茂氏の祖神である賀茂建角身命(かもたけつぬみのみこと)とその娘である玉依媛命(たまよりひめのみこと)を祀ります。
下鴨神社の由来は、古事記や日本書紀などの文献に記されています。それによると、第12代景行天皇の時代に、賀茂建角身命が鴨川のほとりで玉依媛命と出会い、結婚したことが始まりとされています。玉依媛命は、玉の様に美しい女性だったことから、美麗の神としても信仰されています。
下鴨神社の主なご利益は、以下の3つ。
- 縁結び:相生社(あいおいのやしろ)や、賀茂建角身命の御神体である「御神鞭(みじんべ)」を拝むことで、良縁に恵まれるとされています。
- 美麗:玉依媛命を祀る河合神社や、玉依媛命の御神体である「鏡絵馬」を奉納することで、美しく輝く女性になれるとされています。
- 安産・子育て:賀茂建角身命を祀る本殿や、賀茂建角身命の御神体である「御神剣(みじんけん)」を拝むことで、安産や子育てが順調に進むとされています。
他、世界平和、五穀豊穣、殖産興業、身体病難解除、勝利の神、方除、厄除け、入学、就職の試験などの合格、交通、旅行、操業の安全など、さまざまなご利益があることから、初詣は勿論、年中参拝客が絶えません。
下鴨神社のスピリチュアル属性・相性
「水」属性
下鴨神社の主な例祭や行事、みどころ等
- 1月 蹴鞠初め
- 5月 流鏑馬神事, 葵祭
- 6月 蛍火の茶会
- 7月 祇園祭, 御手洗祭(足つけ神事)
- 8月 下賀茂納涼古本祭り, 京都五山送り火
- 9月 名月管絃祭, 夏越神事
- 10月 時代祭, 神嘗祭, えと祈願祭(崇敬者大祭)
- 11月 明治祭, 新嘗祭
- 12月 御薬酒、若水神事
下鴨神社の摂社「河合神社」は、美麗の神として名高い玉依姫命(たまよりひめ)を祀る女性に人気のパワースポット。美麗を祈願した絵馬に自分の化粧品でメイク施し奉納すると外見だけでなく内面も美しくなるとされています。
下鴨神社の末社「相生社(あいおいのやしろ)」は、縁結びのパワースポットとして有名。社務所で授与されている「媛守(ひめまもり)」は、縁結びのお守りとして人気があります。
下鴨神社の「水みくじ」も人気です。水に浮かべて時間が経つと、おみくじの結果が浮かび上がります。
下鴨神社へのアクセス
下鴨神社までは電車やバス利用で京都駅から約30~40分程度。タクシーだと約20分です。
- 電車・地下鉄:京阪電車「出町柳駅」下車
- バス:市バス停「下鴨神社前」下車
▼地図&ルート
◎公式サイト
下鴨神社 参拝に便利なおすすめホテル・旅館
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