滋賀県琵琶湖のほど近く、住宅地の中にある小さな神社。恋愛成就のパワースポットの知る人ぞ知る穴場、『伊豆神社』の成り立ち、ご利益、みどころ、アクセスなどを、詳しくご紹介します。
伊豆神社の成り立ち・由緒
892年に創建。平安時代に比叡山の僧 尊意僧正が伊豆大権現を勧請したことが始まりと伝わります。
尊意僧正は諸国修行で訪れた静岡県の三嶋と、堅田(伊豆神社のある場所の名)の景色がが似ていることから、「伊豆神社」の名付けました。
古来は、神田神社と、伊豆神社の二社からなっていました。
神田神社は、京都賀茂神社の分霊玉依姫命を947年に勧請。神社のある堅田が、鴨社の御厨(神領)であったことに由来しています。
二社を祀ってきた伊豆神社は、堅田大宮と呼ばれ、琵琶湖の水運に絶大な特権をもっていた堅田の総鎮守として崇敬されてきました。室町時代には、神社を中心とする地域組織「宮座」も存在していたほどです。
1569年に兵火に罹り焼失後、伊豆神社のみ再建されました。
伊豆神社 公式サイト:なし
ご本尊
- 大山祇命
ご利益
農林・鉱業・海運・漁業・酒造等多方面にわたり様々な開運のご利益をいただけます
伊豆神社の見どころ
本殿
本殿の近くまでお参りできない神社が多いのですが、伊豆神社では本殿までお参りできます。
すぐ近くでご挨拶できるので、とても親しみのわく神様です。
霊石「幸福を呼ぶ石」
願いが叶う「幸福を呼ぶ石」は、恋愛成就のパワースポットと静かな人気を呼んでいます。
ハートの形をしたこの石は、昔境内の森の奥に祀られていたものを現在の場所に移したもの。
この霊石を撫でるとと、幸せになる、又は恋しい人や逢いたい人に、その想いが叶うとされています。
伊豆神社の絵馬はハート型。「なでてこいこい しあわせこいこい」とある絵馬は、境内にたくさんの願いを乗せ奉納されています。
御神木 無患子
伊豆神社の御神木は無患子。
『子に患いが無い』と書くように、子どもに患いが無いように願います。
ムクロジの実は、羽子板の羽根の先の黒い玉やお守りに加工されることもありますね。
境内社
伊勢神宮
天満宮:学業
年丸大明神:商売繁盛 家内安全
都久生須麻神社(境外)
伊豆神社から150m、2分程度、琵琶湖沿岸にあります。
とても美しい松の木が、社の前にあります。
社の後ろに回ると、琵琶湖も一望できます。
伊豆神社太郎坊宮のお守りや御札 授与品
- 各種お守りや、おみくじ、御朱印は、参集殿でいただくことができます
- 授与品はインターネット販売はありません。ご注意ください。
▼お守りが必要な方のあいだで話題の”最強の護符”については、下のサイトが詳しいです。
伊豆神社 の拝観料・行き方・駐車場・開門時間
拝観料
- 参拝には拝観料はかかりません
参拝時間
- 境内参拝時間:24時間可能
所要時間
- 10分程度
アクセス情報
◆JR堅田駅から江若交通バス5分程度、徒歩5分
駐車場
- 無料
伊豆神社 一緒にお参りしたいパワースポット
伊豆神社 近くのおすすめの宿
京都市内からでも、JR東海道本線(琵琶湖線)や京阪京津線で、30~50分程度でいける距離です。公共交通機関で移動の場合には、伊豆神社近隣に宿泊するよりも、京都市内の電車へのアクセスがいいところに宿泊する方が、コストやサービス内容的にはオススメです。
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